〈全国公〉

70代 鈴木啓太

失礼します。

70代で主将を務めております、3回生の鈴木啓太と申します。

 

今回の全国公の結果を報告させていただきます。

 

男子組手

1回戦 山形大学 2勝2敗1分け、得点差で勝利

2回戦 防衛大学校 1勝2敗2分け 敗退

 

女子組手

1回戦 和歌山大学 1勝2敗 敗退

 

 男女ともに結果は非常に悔しいものとなりましたが、私はこの一年間を振り返ると後輩たちの成長を感じられたと思います。

 

 今年の1月から70代は本格的に始まりましたが、そのスタートは正直言って「焼け野原」状態だったと思います。長年部活の精神的支柱であった前原先輩が勇退され、現4回生は全員現役復帰しない状況でした。現役部員の女子は谷口1人となり、男子はギリギリ5人揃ったが、とてもその中から3勝するなど想像できませんでした。

 4月となり1回生を迎え、人数も10数名で練習できるようになりましたが、ほとんど初心者であり、来る全国公への不安を感じたことは今でも覚えています。

 

 しかし、彼ら、彼女らは私に必死についてきました。文句を言いながらも、夏場には倒れながらも、辛い練習をこなし、対外試合が5回もあった9月を乗り越えました。

 そんな谷口や後輩たちの顔つきが秋ごろから変わったと感じました。最初は練習中のフリーで、私に指示されるまでみんな参加しなかったが、私に言われなくても積極的に参加するようになりました。また、対外試合では1試合でも多くこなそうとする様子、戦った他大学の選手にアドバイスを求める姿が見られました。男女ともに勝利のために「一路邁進」する姿を見れてとても嬉しく思いました。

 そして、部員のみんなは「今年の全国公では部旗を掲げましょう」と話してくれました。この発言や普段の練習態度から私は、「滋賀大学空手道部」にプライドを持ち、チームのために戦う気持ちをみんなから感じ取りました。その事実が私にとって何よりも嬉しいことです。

 

 我々の「全国公優勝」の挑戦はまだ始まったばかりだと感じています。基本に忠実に、数をこなし、試合経験を積めば勝てると感じた後輩たちの成長はまだまだ続くでしょう。71代主将の倉嶋と二人三脚で1年間稽古に励み、この舞台に帰ってきます。

 

 最後にはなりますが、平素より先輩方の多大なご支援、ご指導にお礼申し上げます。私の後輩たちは熱いハートを持ち、ひたむき努力できる自慢の後輩です。時に厳しく、時に優しく、正しい方向へと、ご指導よろしくお願いいたします。

 

長文となってしまい申し訳ありません。

以上です。失礼します。

〈滋和戦〉

70代 鈴木啓太

失礼します。

70代で主将を務めております、3回生の鈴木啓太と申します。

 

今回の滋和戦の結果を報告させていただきます。

 

4勝3敗 滋賀大学の勝利(2019年以来、5年ぶりの勝利)

 

まずは、和歌山大学に5年ぶりに滋和戦で勝利できたことは大変うれしかったです。

1月から70代が始まり、ここまで「基本を大切にする」「常に前へ攻める姿勢を忘れない」のこの2つをテーマにして稽古に励んでまいりました。このテーマを部員全員が実行できたことが何よりもうれしかったです。

 

しかし、この滋和戦はあくまで通過点であり、本番は全国公だと考えています。自分を含めまだまだ我々は発展途上の段階であり、もっと強くならなければ、全国公での優勝はかなわないと考えています。この結果に決して甘んじることなく、より一層稽古に励み、大きく成長した姿を全国公の場で見せることを約束いたします。

 

最後に、この滋和戦開催にあたって、多くのご声援、ご支援をしてくださったOBの先輩方にこの場を借りてお礼申し上げます。

 

以上です。失礼します。

 

71代 萩原颯大

失礼します。

2回生の萩原です。

私は今回初めて滋和戦に出場させていただきました。結果は5年ぶりに滋賀大学が勝利しました。この伝統ある滋和戦で私自身も勝利に貢献することができ、大変嬉しかったです。

自身の試合を振り返ってみると、相手に先取を取られたり、カウンターでの得点しかなかったことなど、まだまだ改善するべき点が多いと感じました。

最後に、我々滋賀大学が目標としているのは全国公優勝です。今回はあくまでも通過点にすぎません。この勝利に浮かれることなく、日々の稽古により一層精進して参ります。

以上です。失礼します。

 

72代 藤野大貴

失礼します。

1回生の藤野です。

私は今回一回生として初めて滋和戦に参加させていただきました。結果は5年ぶりに滋賀大学の勝利となりました。私自身も試合で勝つことができ、チームの勝利に貢献出来たことを嬉しく思う一方で、自身の課題も多数見つかりました。その反省点を意識しながら改善していくよう日々練習していきたいと思います。

主将である鈴木先輩が何度も言っているよう、我々の目標は「全国公での優勝」であるため、この試合はまだまだ通過点に過ぎません。そのためこの勝利に甘んじることなくこの先の稽古に励んでいきたいと思います。

以上です。失礼します。