〈第43回全国国公立空手道選手権大会〉
第68代 前原啓人
失礼します。
68代空手道部主将前原啓人と申します。
2022年11/26-11/27 全国国公立空手道選手権大会についてご報告させていただきます。
【結果】
男子 二回戦敗退(ベスト16)
一回戦 対東京外国語大学 〇(4-1)
二回戦 対和歌山大学 × (1-2、2引き分け)
女子 一回戦敗退
一回戦 対東京外国語大学×(1-2)
初めに、OBの皆様、今大会のみならず平素より多大なご支援をしていただき誠にありがとうございます。部員一同、皆様への感謝の思いを胸に今大会も臨みました。OBの皆様のご期待に応えられるように日頃より練習に励んでおりましたが、今大会は非常に悔しい結果となりました。来年、再来年に向け気持ちを新たに再出発していきたいと考えております。
男女共に得点力が課題として露呈した大会でした。滋賀大学の1試合における総ポイント数は男女ともに他大学と比べて少なく、これを私は滋賀大学の課題として捉えております。得点数が少ない原因といたしまして、まず技を繰り出す際の力強さや極め、キレ等の筋力面における課題があると実感しました。他大学の選手と比べ、スピードは負けていないものの、力強さが足らず審判に旗を上げてもらいづらい印象を強く受けました。特に女子組手ではそれが如実に顕れており、従来の練習方針に筋力トレーニングを加え、重心移動や引きに着目した指導をさらに行って参ります。
しかしながら、総得点数が少ない中で前大会3位であり、滋和戦では大敗を喫した和歌山大学に善戦することができたのは、今までの指導方針の賜物だと考えております。「プレッシャー掛けと間合い管理、高いガード技術を駆使した堅実な組手」を体現したからこそ、格上の大学に対してほとんどの選手が失点を1ポイント以内に抑えた試合運びをすることができました。
したがって、慎重で堅固なプレイイングが結果として総ポイント数と総失点数の少なさに影響を与えたのだと分析しております。長い目で見れば、ポジティブに捉えることのできる大会でありました。
全国国公立大会に出場する選手の多くはアグロな組手をする傾向があると考えております。間合いに入ったらワンツーや刻みを打ち、両者のうちパワーやスピードのある方が得点する。そのような選手が非常に多いです。そのような選手が多い中で、高松中央高校の組手スタイルをコンセプトとし、滋賀大学に落とし込んだスタイルを徹底して指導してきました。確実に勝ちを重ねるには間合いとプレッシャー掛けにおいて主導権を握る「攻めさせない組手」「誘い込む組手」が肝要になってくると考えております。そのビジョンを目指すための段階として、今大会は自身の立ち位置を明確にする好機でありました。今大会、プレッシャー掛けや間合い管理等は全国公上位レベルの選手には通用する事が確認できました。その点ではかなり順調であると思っております。しかしながら、プレッシャー等で作り出したチャンスを得点に繋げる決定力という観点では課題が見つかり、今後の練習方針を改善していきたいと考えております。
レギュラーのほとんどが1.2回生であった今大会、来年再来年の優勝に向けてかなり手応えを感じております。来年にむけて虎視眈々と日々の練習に勤しんで参ります。今後とも応援の程よろしくお願いいたします。
以上です。失礼します。
第69代 徳永純也
失礼します。
二回生の徳永です。
今大会、私は男子団体組手メンバーとして出場しました。結果は、一回戦が1-1で引き分け、二回戦が0-2で敗北しました。特に、二回戦で大将として絶対に勝たなければならない場面で敗北してしまい、非常に悔しい思いです。個人的な課題としては、技のキレを強くしないといけないと感じました。プレッシャーやフェイントからポイントに繋げるために、今後は技の練習に努めるとともに、筋力トレーニングもしなければいけないと痛感しました。
今大会で先輩方が引退し、今後は自分たちが部を引っ張っていく存在となります。先輩方に教わったことを後輩たちに受け継いでいくとともに、自分と向き合って残り一年頑張ります。
以上です。失礼します。
第69代 関戸創太
失礼します。
2回生の関戸です。
私は男子組手2回戦の対和歌山大学にメンバーとして出場しました。前々から課題として抱えていた得点力不足、プレッシャーと技を連続させられない、などのことが露呈し、0-1で敗北してしまいました。しかし、その中でも試合を相手のペースにのせられないことなど、上手くできたこともありました。今後これらを改善するために意識的に練習に取り組むとともに、試合での自分の動きを分析し改善点を見つけ、少しづつでも前進できるように努力してまいります。
最後になりましたが、全国公に駆けつけ応援してくださった先輩方、普段の練習にてアドバイスをしてくださった先輩方、ありがとうございました。来年は良い結果を見せられるように部員一同努力して参りますのでよろしくお願いします。
以上です。失礼します。
第69代 大塚玲奈
失礼します。
2回生の大塚です。
私は女子団体組手で今大会に出場しました。昨年は控えメンバーとしての参加だったため、今回初めて全国公という重要な大会にレギュラーとして出場し、多くの学びを得ることができました。私は本番の試合で出した技が点に繋がらないことを個人的な課題として抱えてきましたが、今回もそれを克服することはできず委文が繋いでくれた試合で負けてしまい非常に悔しい思いをしました。しかし、残りの1年で自分や強い選手の分析をしつつ細かい課題を一つ一つ無くしていき、最後の試合まで悔しいままで終わることがないよう尽力します。また、私たちを先導してくださった先輩が引退しこれからは自分たちで部を作っていかなければならないため、これまで教わった多くのことを後輩に返すとともに全員で成長していきたいです。
以上です。失礼します。
第69代 委文由衣
失礼します。
2回生の委文と申します。
私は女子団体組手に出場しました。今回の大会では、昨年の全国公と比較した自分自身の成長を感じることができました。特に成長を感じた点は「試合運び」についてです。試合開始後の数十秒は、大会前に練習していたプレッシャー掛けで相手の様子を伺い、後半の追い込まれた状況では相手のペースに乗ることなく技を出し逆転勝利できたと思います。
この成長は、OBの方々や先輩方のご指導の賜物と深く感謝しております。
成長を感じた一方で新たな課題も見つかったので、現状に甘んじることなく、強豪大学の選手とも互角に渡り合える実力をつけていきたいと考えています。
そして、来年の全国公ではチームとして勝ち上がることを目標とし、より一層練習に励んでまいります。
以上です。失礼します。
第69代 美濃羽彩乃
失礼します。
2回生の美濃羽です。
はるばる佐賀県まで応援に来てくださったOBの先輩の皆様にこの場をお借りして心より感謝申し上げます。
そしてコロナ禍の中、今大会を開催され無事に終えることができたことを主官校の方をはじめ、すべての周囲の方に感謝致します。
私は今回の全国公で組手に加えて形の選手として参加させていただきました。
今夏の大阪大学の方々との合同練習がきっかけで、形の練習を頑張ろうと強く感じましたし、形選手として全国公に挑む決断をしました。
試合本番でROUND2に勝ち進むことはできませんでしたが、自信を持って挑むことができたのは練習期間から本番直前まで多くの方のお力添えがあったからです。
誠にありがとうございました。
自分と向き合ってきっちりと反復練習を積み重ねていく時間を大切にし、今大会で感じた自分の課題を克服したいと思います。
そして滋賀大学チーム一丸となって来年の全国公に挑戦したいと思います。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
以上です。失礼します。
第69代 葛巻深雪
失礼します。
2回生の葛巻です。
私は今回の全国公でも、形選手として参加させていただきました。
形の指導をしてくださったOBの方々、先輩にはとても感謝しております。先輩方には形だけでなく、基礎の練習まで詳しくご指導いただき、また全国公の試合も見守っていただきました。ありがとうございました。
ラウンド2まで勝ち進むことは叶いませんでしたし、何より試合で自分の全力を出し切れなかったことがとても悔しかったです。
これからの課題は、しこあし立ち、猫足立ちなどの基本的な立ち方を、正しい姿勢で維持することだと感じています。今大会では、日々の基礎練習が足りないことを痛感させられました。
また、本番で上がりがちなところも、自身の課題だと考えています。練習を重ね、本番でも緊張しないよう、努力してまいります。
来年の全国公に向けて、悔しい思いをしないよう日々の練習を丁寧にこなしていきたいと思います。
以上です。失礼します。
第70代 鈴木啓太
失礼します。
1回生の鈴木です。
私は今回初めて選手として全国国公立大学空手道選手権大会に参加しました。まずは高校生の頃から憧れていたこの大会に自分も出場できたことはとても嬉しかったです。個人の戦績は1回戦、2回戦ともに1-0で勝利しました。今大会目標にしていた、守り勝つ組手ができたことは収穫だと思いました。そして反省点は、1つの技に固執しすぎたことです。練習中では決まっていた技が、本番になるとなかなか得点に繋がらなかった原因を研究し、改善していきたいと思います。最後に日々助言を送り、応援してくださった先輩方ありがとうございました。これからも稽古に精進して参りますので、よろしくお願いします。
以上です。失礼します。
第70代 野田匠
失礼します。
一回生の野田です。
空手部に入部して初めての全国公に形選手として出場致しました。大会まで日々稽古を積んで参りましたが、いざ本番になると緊張してしまい、素早い足の動きや力強い突きなどができていない場面もありました。大学の名前を背負って戦うことの重みを感じ、この緊張にも負けないよう、より多くの稽古を積もうと思います。また、他大学の選手の演舞を見て、自分に足りていない部分を勉強するいい機会となりました。そして、応援してくれる仲間や迫力のある形、組手をしている選手を見て、私も試合に熱狂し、空手の楽しさを再認識することができました。それと同時に来年は組手のレギュラーメンバーに入れるよう、日々先輩の助言を借りながら練習に励みたいと思います。
以上です。失礼します。
第70代 井上光輝
失礼します。
1回生の井上です。
今回の全国公で初の組手団体戦に出場いたしました。部の目標である全国公の場にて緊張と高揚を感じながらの組手で、序盤は相手選手が大きく見え思うように動くことができなかったのですが、先輩方や同期の仲間たちの声援の力で自分らしく戦いきることができました。出場した試合や他大学の試合の分析にて自身の技術不足体力不足と山積みの課題が見つかるとともに、応援してくださる方々から受ける声援がとても大きな力になるのだと感じました。チームの一員であることを一層意識し、周囲の方々への感謝を忘れずさらに強くなれるよう練習に励みます。
以上です。失礼します。
〈滋和戦〉
第68代 前原啓人
失礼します。
3回生の前原です。
6/18に3年ぶりとなる滋和戦が彦根にて開催されました。結果としては1勝6敗と非常に悔しい結果となりましたが、2回生を中心に据えたチームのもとで非常に有意義な経験を積むことができたのではないかと思います。対外試合が初となる2回生が和歌山大学4回生の選手に果敢に挑戦するなど結果では語れない重要な機会でありました。今回の試合内容を部員と共にしっかりと分析し、各々の課題を明確にして日々の練習に取り組んで参ります。
段々と対外試合が解禁される状況にありますので、今年度設定した部目標「百戦錬磨」のもとで意欲的に対外試合に臨み、より強くより勝てる選手に育て上げていく所存です。
結果としては非常に悔しいものとなりましたが、部員各々のモチベーションが刺激され自身の課題を見つめ直す良い機会となりました。部員一同ハングリーに練習に取り組んで参りますのでどうか応援の程よろしくお願いいたします。
以上です。失礼します。
第69代 関戸創太
失礼します。
2回生の関戸です。
まず初めに、今年度の滋和戦は敗北という結果に終わってしまいましたが、山田先輩をはじめ、ご指導、応援をして下さったOB、OGの皆様、本当にありがとうございました。
今回の滋和戦は、メンバーとしては2回生がメインという形で団体組手をすることとなり、和歌山大学の選手に技量や経験の差といった様々な部分で上回られてしまいましたが、自分が組手中に意識していたこと以外にも、突きをした後も相手から目を離さずに連突きをすぐにだせる状態にしておくことなど、多くの反省を得ることが出来ました。
今後も全国公をはじめとして、多くの大会や試合が控えているので、今回得られた反省を普段の練習で意識して行うとともに、更なる向上のためによりいっそう努力していきたいと思います。
以上です。失礼します。
第70代 鈴木啓太
失礼します。
1回生の鈴木です。
私は1回生として今回初めて滋和戦に参加させていただきました。
結果は滋賀大の敗戦でした。
滋和戦終了後に行った和歌山大学さんとの練習試合に1回生男子は参加しました。これが1回生男子は初めての対外試合でしたが、全員が今できる技を積極的に出しに行こうとする姿勢で攻めることができたことは大きな収穫だと思っています。しかし和歌山大学さんと比べて、フットワークの完成度の低さや蹴り技に対する防御の意識の低さなど改善点はまだまだ山積みです。
この滋和戦を通じて学んだ、試合の楽しさや難しさを糧にして、今後の稽古に励んで参ります。
以上です。失礼します。
〈昇級昇段審査〉
第69代 美濃羽 彩乃
失礼します。
2回生の美濃羽です。
まず初めに審査のために形の指導をしてくださった山田先輩に感謝しております。ありがとうございました。
審査後には、正剛館の先生方から形の動きを一から指導して頂きました。頂いた御指導を仲間と共有し合うと共に、後輩に指導できるようにしたいです。
また、今回は大阪大学の方たちと合同で審査を受けましたが、他大学から刺激を受けることもできました。次の審査でより一層良い動きができるよう、仲間とお互いに指摘しあって改善したいと思います。
以上です。失礼します。
〈第57回滋賀県空手道選手権大会〉
第68代 大塚 翼
失礼します。
3回生の大塚です。
今回の滋賀県空手道選手権では、成年男子形、成年男子組手軽量級に出場いたしました。
形に関しても組手に関しても、初戦の相手に関する情報が少なく、対策ができなかったも事もあり、結局、相手は自分より格上であり、試合中も相手の雰囲気に威圧感を覚えてしまいました。
組手に関しては、相手に点を取られても、旗が4本とも上がっていることは少なく、自分に旗を上げた審判もいました。しかし、結果的に相手に点が入り、その積み重ねで得点差が徐々に開いてしまいました。「自分が点を取れるようになる練習」と「相手に点を取られないための練習」の双方が、より一層必要であると感じました。
また、負けた時のことを考えてしまう傾向にあり、試合中も「どうしよう」という思いが強くなりがちであったのも、反省点の一つです。組手に関しては特に委縮してしまい、「相手に攻める」という積極性が欠けてしまったと感じています。自分がリードしている状況等でないと、自分は委縮しがちであり、「自分から攻める」ということが困難になりがちです。その点を改善する必要があると、今回は改めて実感しました。
今後の練習では、先述の「自分点を取れるようになる練習」と「相手に点を取られないための練習」、そしてメンタル面の強化に取り組んでいく所存です。
以上です。失礼します。
第69代 野路 虎太郎
失礼します。
2回生の野路です。
滋賀県大会の成年男子組手に出場致しました。
今大会が公式戦デビューでした。
心掛けたこととしては普段通りのプレースタイルを貫くことでした。単発の突きで終わらずに、連突きを主体に攻めることや、普段はステップ中に肩に力が入ることが多かったので脱力することを意識して試合に臨みました。
今回に大会では意識したことはできたが、試合終盤にかけて体力が切れてきて、攻め続けることができないという新たな課題も見つかりました。
これからは今回の大会で得たことを今後の練習で定着させつつ、体力の向上に励んでいきます。
以上です。失礼します。